あいつだけが王子様!?
「紀新のこと好きなんだよ・・・。」
・・・え。
「あの、、、星川さんは・・・?彼女じゃないの?」
「告白されたんだ・・・春休みに。で一応OKした。でも俺は・・・。」
まさか・・・。あの隼人が?
あの隼人だよ??
いっつもあたしのこと敵みたいに見てきた隼人。
信じらん無いよ。
なんだか、顔が青ざめて来るのが分かった。
「わっ・・・ごめ・・気持ち悪かったか!?だよな!だって・・俺だもんな。」
気持ち悪かったんじゃなくて・・・。
今ー・・・。
自分の気持ちが揺れたのが分かっちゃったから。
「あの緑にはかなわねぇよな。」
「気持ち悪かった・・・わけじゃない・・・。」
「そっか・・・。じゃそろそろ一時間目始まるよ。教室もどろう」
「うん。」
あたしの心が
揺れた・・・-。