あいつだけが王子様!?

by緑


何コイツ、、、、



こんなに俺にへばりついて来るヤツ初めてだよ、、、


うぜぇ、、、、
「りょーーくくぅーーんッおーい!きいてます??」

あぁ、、うざい;;

「はぁ??」

「メ・ル・ア・ドっ♪」






、、、、

引く。真面目に引く。

「だまれ。」


俺がそう言うと、姫路は少しニヤッとして

こう言った。


「はぁ~~もうッ教えてくれるまでへばりつくよ~~いいの~??」



!!!!?????

いいわけないだろッ!?

何考えてんだコイツは、、、、



俺はペンケースからいらない紙を取り出すと、さっさとメールアドレスを書いて、姫路
に渡した。


「これ!」


すると姫路はすごく嬉しそうな顔をした。

「やったぁ~~今日メールする~」


俺はその顔を見ると、なんだか一瞬だけ、、

本当にほんの一瞬だけ、、、、


何かを感じた。


いつもだったら、

『うぜぇ、すんなよ。』

とか言うはずなのに。


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