亡き母の無思運必ーむしうんひつー
「ごめん、痛かった?」


「いえ、ごめんなさい…」


「…なんで泣いてんの?」


信城さんは私に聞いた。


「…」


信城さんは私の隣に横になった。


そしてまた、私にキスをした。


「願い事叶うとしたら、どうする?」


信城さんはそう言った。
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