亡き母の無思運必ーむしうんひつー
もう会えないと思うと、死にたいって…。


信城さん、私にとって信城さんは大切な人ですか?


それとも、信城さんのいう本気ではない好きな人なのですか?


「…信城さん」


信城さんは私にキスをした。


今までで一番深いキスを。


「…い?」


…はい。


私は信城さんが欲しくてたまらないのです。
< 53 / 74 >

この作品をシェア

pagetop