亡き母の無思運必ーむしうんひつー
今にも胸が、締めつけられてしまう…。


「…信城さん」


「ん?」


「私、怖いのです…」


信城さんを失うと思うと、怖い…。


「…なんで?」


分かりませんか信城さん…。


私はこのまま寝てしまった。


私が起きた時には信城さんはいなかった。
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