涙のあとに――
「あ、そのゲームなら私も知ってる!あれすごく面白いってほんと?」

将夜と話したい一心で、私もその話題に混ざろうとする。

他の二人も、私に色々と熱く語ったりしてくれる……なのに。

将夜だけ。
将夜だけは、どんなに私が話しかけても、質問しても、私を見てはくれない……。

前は、そんなこと無かったのに……。




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