100万回の愛してる



「はぁ・・・無理だってば・・・泣」
 

 だいたい、あんまり頭のよくない私になんで頼むのかが分からない


 最悪な気分で廊下を歩いていると、

 いきなり肩を叩かれた

 「はい?」と返事をして振り返ってみるとそこには知らない男の人がいて・・・

 もともと初めての人とは上手く喋れないうえに相手は男の人

 
 「玄関どこっすか」
 
 と聞かれ、慌てて場所を言う。

 


私は、いきなりのことであたふたしていたせいか「ありがとうございます」とお礼を言われ歩いて行った彼を見続けていた。


 
 

「あっ、真優ちゃん待たせたままだ!」








 私は、真優ちゃんを待たせていたことを思い出し急いで教室に向かって走った。

 
< 15 / 77 >

この作品をシェア

pagetop