海恋


それからはメールもしなくなった





想うこともやめようとした





また同じことを繰り返した





違う人を好きになろうとした





いや、好きになっていた





本気で大切にしたい人もできた





大好きになれた





ずっとそばにいたいと思った





相手は柔道部の副キャプで





頼りなかったけど





あたしだけを見てくれる





一途で大切にしてくれた





かけがえのない存在になった


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