中心のアイツ
案の定、そういう〝警告〟だった。
 馴れ馴れしいだとか、お前には似合わないだとか、啓汰君に近寄るなだとか、根暗だとか。

 好きでこんなんやってないわ!! ていうか、お前らは何なんだ!! 何様だ!! まったく。

 計画が無駄になるので、おどおどしたように見せ付けましたが。
特にリーダ核の3人。新井さん、渡さん、そして転校生の立花さん。

 絶対に、痛い目見せてやる。


――――――たとえ、期限が早まったとしても。


 こういう人はいちゃいけないんだ。これは自己満足。やりたい事の1つ。

これをやっておけば、彼に彼女が出来た時、傷つかなくて済むだろうから。
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