深紅の月~江戸時代~
「・・・・・・」

周助の帽子の様子にショックを受けた由美香は自室へ引っ込んでしまった。

「・・・周助、俺はもう疲れた。寝る」

そんな由美香さえも気に留めず、司は自室へ寝にいってしまった。

どうすればいいのか解らない周助は、とりあえず、明日の朝謝ろう、と思った。

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