深紅の月~江戸時代~
子供相手に真面目にやらなくても・・・

と、思っていた周助だが、子供達の夢を叶えるめに司に向かって走り出した。

司も負けじと走り出す。


・・・二人ともものすごいスピードで・・・


「周兄ちゃん、あんなに早かったんだね・・・」

「つーちゃんも大人しそうに見えるのに・・・」

そんな子供達の会話を聞いて、周助はハッとした。

(駄目だ、オレ!子供達の夢を壊すな!オレは今、子守り中子守り中子守り中子守り中・・・以下略)
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