深紅の月~江戸時代~

由美香と周助


「よっ司、またはたき折りしてるのか?」

「司さん、帰りましょう」

ちょっと訳アリで司と同居している周助と由美香だった。

「あ、じゃあ今日は帰っていいよ。明日は休みだから」

「はい、わかりました」

こうして仲良く3人は家に帰って行った。

「はぁ~・・・またはたき、買わなきゃ・・・」

こんな店主のつぶやきは空に消えた。
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