お似合い同士



バスケを続けてなければ、津とこおして仲良くなれて付き合うことなんてできなかったかもしれない。



"パチパチパチパチパチパチ"




弾き終わると、一斉に沸き上がる拍手。
あたしは小さな優越感に浸っていた。



「ありがとうございました」


一言残し、あたしはステージを降りる。

ステージを降りると、杏が笑顔で向かえてくれた。


「お疲れ、良かったよ!」
「ありがとう!」


先に終わっていた杏は、他のミスコン参加者をジロジロ見ていた。


< 110 / 120 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop