お似合い同士



「どう?このままあたしが津に付き纏うのは、あなたも津も嫌なんじゃない?」

ふふっと笑う彩芽ちゃんは、本当に津が好きなんだなって思った。



「彩芽…!馬鹿なこと言うな!」

「馬鹿なこと?やめてよ、津。これはあたしと藍ちゃんの話しなの」


その言葉に、津はもちろん藍もクラスメイトも息を呑んだ。



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