明日も、キミに恋をする。
「そうじゃないねん……そんなん言わせたかったんやなくて……なんて言えば良いか分からへんねんけど…」




木下君は耳を真っ赤にさせ、私を見つめる。




「俺が言いたいのは、そうやなくて!」


「う、うん」


「うっちーは俺をカッコいいって言ってくれたけど……俺の方がずっとうっちーを可愛いって思ってるねんで」


「え…?」


「悪いけど俺、いつもキモいくらい、うっちーばっかり目で追ってるねんからな!」




信じられなくて

言葉がでてこない。




「頭ん中もうっちーの事ばっかりやし……せやのに、いきなりうっちーがあんな事いうから…あんなん反則やし」


「ごめ…んなさ…」


「いや、謝らんといて。これ、告白やねんから…謝られたら、俺もうっちーみたく泣くしかなくなる」








目を大きくする私に、木下君は自傷的に少しはにかんでから、また真剣な瞳で私をみつめる。







「俺、うっちーが好き」





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