明日も、キミに恋をする。
信じられなくて

木下君をただただ見つめる。





「好きやねん…」




木下君は私に近付くと、震える私の手に遠慮がちにそっと触れる。




「俺、大事にするから付き合って欲しい」

「・・・・・」

「ぜったい守るから…」





私はうつむいて、首を上下にうんうん振る。


嬉しくて

涙が溢れる。







「わ…私もすき…っ…私も……付き合いたい……」











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