明日も、キミに恋をする。
「そうなんやぁ?でも男子より、女子の方がなに考えてるんか分かりにくいと思うけど」



愛ちゃんはふわりと笑いながら、なんか深いことを言う。



「優ちゃんはシャイやねんな~。でもうちらとおったら、嫌でもミヤモやら大輔やらと喋る機会あるやろし、すぐ慣れるやろ」


陽子ちゃんがハハハって笑う。





「誰と話すんが、嫌でもやって?」


すぐ傍の席で宮本くんとお弁当を食べている木下君が、こっちの会話に気付きツッコんでくる。



「優ちゃんの話やって。あんたら男子と話すん恥ずかしんやって!」


「へえ、そーなん?」



木下君が首を傾げながら私を見る。



うぁ…

また……

男の子と視線が合うだけで、私は自分の耳が赤く熱くなるのがわかった。


もう……すぐ赤くなるこの顔、ほんとやだ…




俯きながら、チラッと上目遣いで前を伺うと…


あぁ…木下くんがまだ見てる…




私の顔はさらに茹でたタコみたいに真っ赤になった。



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