明日も、キミに恋をする。
遠慮がちに手を重ねてつないでくる優の手は小さい。



俺は指を絡めなおす。

これこれ、恋人つなぎ。



めっちゃ照れるけど、絶対こっちの方がいい。

優の指の細さを感じる。




しかも俺のゴツゴツした指と違って、スベスベしてる。

なんかめっちゃ、いい!




優はまた、ちょっとびっくりした顔で俺を見る。





「この繋ぎ方はあかん?」


「良いよ…嬉しい」




優は小さく答える。


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