明日も、キミに恋をする。
動物園を半分くらい見て歩き、俺は腹が減ってきた。


腕時計を見たら、もうすぐ12時…




ちょうど、ホットドッグとかを売ってる売店が見える。




「優、腹へらん?俺なんか買ってくるで?」




すると優が、赤くなりながらかごバッグの中からお弁当箱を取り出す。


「これ。作ってきたんだ……」



ちょっと上目遣いで様子をうかがうように俺を見つめる優。



「え、まじで?手作り??」



コクンと小さくうなずく優。












すげぇぇーーーーーー!!!









俺は、生きてて良かった!とさえ思った。




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