明日も、キミに恋をする。
「なぁ、優」



俺はまだベンチに座ってる優の前にくると、優の目線の高さまでしゃがむ。



なんかお父さんが子どもに何か言い聞かせるみたいな体勢になってる?

まあ、ええわ(笑)




いきなり改まってる俺に、優はちょっと驚いてる。





「俺、優が大輔っていうの聞いてみたい」




クサい台詞に、恥ずかしくて自分で自分につっこみたくなる。



でも、直球が一番いいって思ったから。


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