明日も、キミに恋をする。
遊園地を離れ、電車に揺られる。

平日の昼間、閑散とした寂しい電車内。






家に帰って横になりたい。

眠りたい…

眠って何も考えたくない。





大輔くんと陽子ちゃんの過去のこと…

全部忘れたい…



でも、まだお昼だから、家にはお母さんがいる。

早く帰ってきた言い訳、どうしよ…





いいわけを考えるのも面倒くさい…

お母さんですら話すことが今はしんどい…

作り笑いももう出来ない…





誰にも会いたくないのに

誰でも良いから助けて欲しい

この苦しさを消して……







駅につくと私は家じゃなく

あの景色の良い公園へ向かっていた。




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