明日も、キミに恋をする。
次はジェットコースターに乗る。




「どうしよう大輔くん…すごく高いよ…」

「ははは、大丈夫やって!」




青ざめる私に、余裕の大輔くん。


コースターが頂点までのぼり、そこから落下していく時、大声で叫ぶ私の隣で大輔くんは両手をあげて笑っていた。




ジェットコースターから降りて、足がフラフラの私を大輔くんはベンチに座らせる。



「次からはゆったり系にしよか」



笑いながら大輔くんは、冷たいポカリを私に手渡してくれる。

照りつける太陽に、汗をかいたポカリがひんやり気持ちいい。



「しっかり飲んどきや」

「うん。大輔くんも」




私たちがポカリを飲んで休憩していると、犬山くんたちが通りかかる。


犬山くんは、私と大輔くんの様子を見て安心したような笑顔を見せる。



大輔くんも犬山くんに向かって笑顔を見せていた。


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