明日も、キミに恋をする。
休憩が終わると今度はゆったり系のアトラクションを楽しむ。



しばらくするとお腹がすく。

そういえば、私も大輔くんもお昼ご飯を食べていなかった。



売店を見つけてホットドッグとアイス買う。



「優、それなに味?」

「ストロベリーだよ」

「ふぅん。ちょっと食べさして」



大輔くんは私の手をつかむと、グイッとアイスを自分の口元に引き寄せて、かぷっとかじり付く。




わわっ…これ…間接キス

私は赤くなってうつむく。




「優……なに想像してん?赤くなってやらしー」

「ちちちがうもん…」

「優も俺のやつ食べてみる?」




大輔くんは自分のアイスを私の口元に近付ける。

ど、どうしよう。

大輔くんを見ると笑顔で待ってる。




うう……恥ずかしいけど……


私は遠慮がちに舌をだすとぺろっとアイスを舐める。




「あ……これチョコミント?」



笑顔で大輔くんを見ると

今度はなぜか大輔くんが真っ赤になってて、私までまた真っ赤になる。




「な…なに??」

「いやごめん、想像以上になんか」




大輔くんがいつまでも照れてるから、私はそんな大輔くんの肩をパンチする。



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