明日も、キミに恋をする。
犬山くんの肩が、すごく近い。


気まずい…

気まずいと意識してるのは、きっと私だけなんだけど…



大輔くんと付き合い始めたとはいえ、私はいまだに男の子は苦手。


近寄られると、それだけで緊張が走る。





「…ぷ…なんやこれ?」



気まずい私をよそに犬山くんが急に吹き出す。


なんだろう?

私も教科書に目を落とす。



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