明日も、キミに恋をする。
観覧車で……優を見ると、優も俺を見つめてる。



優の瞳、めっちゃきれい。

優に触れたい…

キスしたい。



俺はそっと優の手に触れる。










でも、めっちゃ良い雰囲気になったとこで

俺の視界の端に、降り場の係員さんの姿が見えてしまった。




俺は急に冷静になって、恥ずかしくなる。



今は……出来へん。

めっちゃ見られてるし…!





観覧車から降りて、優と手をつなぐ。




ゆっくり散歩しながら、

またふたりきりになられへんかな~


なんて調子よく機会をうかがう。




でもその内に、優の様子がなんかおかしいことに気付く。



俺……なんか優のこと怒らせてしもた?



どうしたん?ってしつこく聞いて、ようやく優は赤い顔で小さく言った。








「大輔くんと…キス……したかった…の」




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