明日も、キミに恋をする。
「うっちーは、のんびりさんやなぁ」



ようやく上履きにはきかえた私を見て、木下君は笑って歩き出す。


私はそんな木下君の、斜め後ろをついて歩く。





木下君……

いつもと同じはずなのに、どうして今日はこんなに見てしまうんだろう。




体操をしてたせいか、背中が広いな…


とか


腕の筋肉が男の子だな…


とか


半分以上の男子はズボンをズラしてはいているけど、木下君は違うんだな…


とか…





< 34 / 436 >

この作品をシェア

pagetop