明日も、キミに恋をする。
12月初旬のある日



俺が家族みんなで晩ごはんを食べてると、突然姉貴が親父に謎のチケットを渡す。




「これ、オカンとオトンにあたしと大輔からのプレゼントやで」




え?

なに?

俺はなんも知らんで?





親父とオカンは、チケットを見る。




「なんやこれ?有馬温泉のペアチケットやん」


「そうやで!ふたり、結婚20周年やろ?!せやからクリスマスプレゼントやで。たまにはふたりでのんびりしてきいや」




どうやら有馬温泉の宿泊チケットらしい。



俺は全然、知らんかったけど…

姉貴、気が効くやんか。



それでずっとバイトも頑張ってたんかな。






「でもこんな…ほんまにええの?」


親父とオカンは、感動してる。


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