明日も、キミに恋をする。
「愛ちゃん…そんなのはくの?」



確かに可愛い下着だけど。

パンツの両サイドがヒモになってるよ……





「うちやなくて優ちゃんやで!あ、こっちも可愛い」

「え?私の下着、探してるの?」

「うん。やっぱり優ちゃんはこっちやなぁ」




はいっ、と私は愛ちゃんからブラとパンツがセットになったやつを渡される。


パステルカラーでフリルとリボンが可愛いけど……




「私はいらないよ。下着は足りてるもん」





愛ちゃんはきっと、お泊まり用にって事で勧めてくれてる。




でも…愛ちゃん家にみんなで泊まるんだよ?

わざわざ用意するなんて…なんか恥ずかしい。




そんな私に愛ちゃんは下着を押し付ける。



「あかんで優ちゃん!あたし体育ん時とか見ちゃってるんやけど、優ちゃんパンツもブラもUNIQLOやろ」


「!」



そっ…そんなの見られてたとは…

私は赤くなる。




「いつ何があるかわからんやん?そろそろこうゆうのも、何着か持っといた方がいいで」 


「そ、そんな」


「このヒモパンも可愛いし絶対オススメ」





真剣な愛ちゃんに説得されて…

私はそれも買うことになった。


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