明日も、キミに恋をする。
しばらくして、お湯がたまる。






俺は意を決してリビングに戻る。




自分の家のリビングに入るのに、

いまだかつてこんなに緊張したことはない。




ドアを開けると、

優はコタツの中でさっきと同じまま、ちょこんとしてる。




ぷ……なんか笑える。


外が寒かったせいか、優のほっぺたは真っ赤や。





そんな優を見てちょっとだけ余裕が戻った俺は、優に言う。



「優、お風呂で暖まってき?」

「う…うん」




優はいまだに表情がぎこちない。





優がお風呂にいってる間


俺はとにかくそわそわ落ち着かなくて、家中をウロウロしたり


じっとしてれなくて無駄に腹筋やら腕立て伏せをした。






陽子たちが今の俺を見たら、きっと爆笑されるな…



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