明日も、キミに恋をする。
コンコン…


遠慮がちにリビングのドアがノックされて、お風呂上がりの優が戻ってくる。



濡れた髪にタオルをかけて、パジャマを着てる優。





優…

可愛いすぎる…

めっちゃ可愛い






「ドライヤーあるかな…?」

「あ…うん、あるで!」



俺は洗面所の引き出しからドライヤーを持ってきて、リビングのコンセントに差し込む。




「俺も風呂入ってくるから、適当にしててな?」



優はこくんと頷く。




優とすれ違う時、優の髪からは
俺の家のシャンプーの匂いがした。






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