明日も、キミに恋をする。
寝ていた大輔くんは、布団から体を起こす。






トイレかな?

喉が乾いたのかな?




でも、大輔くんは私のベッドに来た。





「はは、やっぱり優と一緒に寝てええ?」

「え?」




ばさッ


大輔くんはそのままベッドに入ってくる。



「え?え??」

「はぁ、あったかー」



慌てる私の隣で大輔くんはほっこりはにかむ。






「だ…大輔くん?」



せまいベッドの中で、大輔くんの肩とか腕が密着して気が動転する…




「優がめちゃくちゃ嬉しいこと言うから…」


 

大輔くんはくしゃっと笑う。




「何もせんし大丈夫やで。安心してな」




大輔くんは戸惑ってる私の頭をぽんぽんとすると、私の体をぎゅっ…と抱き締める。




トクン―…


トクン―…





私の心臓の音が、大輔くんに聞こえちゃいそうだよ。



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