明日も、キミに恋をする。
私は大輔くんの寝顔に、そっと手を伸ばす。






まっすぐな鼻筋にゆっくり指を滑らせてみる。


大輔くんは、起きない。








今度は指先でほっぺをぷにってする。


「んん…」


 

大輔くんは…まだ起きない。




  



ドキドキして、すごく楽しい……

 

大輔くんに好きなように触れるなんて…

普段なら出来ないから…







私は大輔くんを見つめる。






大輔くん…まつげ長いな







ちょっとだけ、二の腕にも触れてみる。




わ……すごい筋肉あるんだ…!





手はつないでも、二の腕は触ったことがない。


自分の腕とは違う、男の子の腕にドキドキする。








お腹をさわると腹筋もある。


もちろん触ってるのは服の上からだけど…





すごい……
 
ちょっと感動しちゃう……





もう一度、大輔くんの顔を見ようと上を向くと、大輔くんと目が合う。










……え?



なん…で……

 


「優のエッチ…」


大輔くんは恥ずかしそうに、はにかむ。








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