明日も、キミに恋をする。
振り返ると…




「優」



大好きな笑顔がそこにある。


思わず目が丸くなる。





「だ…大輔くん…?」




大輔くんは、私の隣の席に座る。




え、うそ……ほんとに?

信じられないよ…




大輔くんが笑顔で私を見つめる。



「俺、初詣ん時めっちゃ祈ったもん。優の隣になりますように!!って…」




そういえば、一緒に行った初詣で大輔くんはなにか真剣にお祈りしてた。




「ほ…ほんとに隣なの?」

「ほんま、ほんま」




私は思わず口に手をあてる。

う…嬉しすぎる…




「優、嬉しい?」

「あ…当たり前だよ……夢みたい」




へへ…と笑う大輔くん。


「もう俺ら…運命やなぁ」






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