明日も、キミに恋をする。
「おい木下!ニヤニヤしてテスト前に余裕やな!この問題、分かるんか?」



先生の大きな声で我にかえる。

数学の竹内先生が木下君を見ていた。





「他のことを考えていたので分かりません!」

木下君は立ち上がり、姿勢良く堂々と答える。





「よろしい!放課後、職員室に来なさい!」

クラス中が爆笑する。




私も思わず笑ってしまう。

でも、これって私も原因だよね?

木下君ごめんね…



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