明日も、キミに恋をする。
俺がひとりでしゃがみこんで、足元にあった石を花火で焼いて遊んでいると、うっちーが近付いてくる。



うっちーから俺のとこに来るなんて、実はこれが初めてや。



意外な行動にちょっと驚く。


どないしたんやろ?




うっちーを見上げてると、


うっちーは何も言わずに、静かに俺のそばに腰を落とす。



ただ

俺が花火で焼いてる石を直視している。




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