明日も、キミに恋をする。
木下君は隣のブランコにまたがると、私の方を見て座る。




「木下君……ごめんね」


「いや俺が悪いから。でもうっちー、マジ泣きしすぎて結構、目が腫れてるな。あとでしっかり冷やさなアカンで」


「うん……恥ずかしいから見ないで」





私は真っ赤に腫れてるであろう自分の目をこすりながら笑う。

こすったところで腫れは引かないだろうけど…




「こすったらアカンって」




木下君は私の手首をつかむ。

その瞬間、木下君と視線が合う。





公園の電灯のわずかな光に照され、木下君がいつもより大人っぽく見える気がする。





木下君、かっこいい…

かっこよすぎるよ…




私はうつむいて、赤くなった。





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