嘘から始まる恋



「だからやっぱりダブルデートは無理かな?」


へへって笑うと純ちゃんにシバかれた。


なぜ…。



「幸せそうな顔し過ぎー。まぁ、初めてのデート楽しんできてよ」


頬っぺたをムニッとつねられながら頷いた。


ごめんね、純ちゃん、裕也くん。



「いつ行くって?」


「今週の土曜だって」



< 139 / 275 >

この作品をシェア

pagetop