嘘から始まる恋



盗み聞きしたいわけじゃなかったけど、自然に耳に入ってくるのは仕方ないよね。


そんなに可愛い顔の男の子いたんだ。


どんなコだろ?


そんなことを考えてると成瀬くんが戻って来た。



「待たせた」


「ううん、ありがと」


入場券を受け取り、成瀬くんと話してると、さっきの女性たちがこっちを見て話しはじめた。



< 146 / 275 >

この作品をシェア

pagetop