嘘から始まる恋
「ん、美味い」
「良かった〜」
ふふっ、これで安心して食べれる。
「もしかしてお弁当作ってて遅れそうになったの?」
「えっ?うん、まぁ…」
それもあるようなないような。
「…そっか」
そう言って、今までに見たことのないような優しい表情をした。
ヤバイよ、胸キュン!
「理子?」
どうした?って見つめられる。
「ううん!な、成…じゃなくて瞬くん!」
わわ、名前呼んじゃったよ。
てか何話そう!?
何も考えてないよ。