俺様な悪魔の王子様×美麗な天使の王女様
ご馳走さま
天使が気がつくと天上界にいた。


「あれ……悪魔は?」


天使の王女様が、フラフラと立ち上がる。


「いけません。悪夢に、あなたはうなされて三日間昏睡状態だったんですよ!人間界に行って、なにがあったんですか?」


心配する天使達。

悪魔にキスされた

だなんて言ったら戦争が始まりかねない。


「なんでもないの」


一人にして欲しい

身体が、なぜか火照る。


一人部屋で鏡を見ると全身にキスマークがついていて

『続きは、またいつか』


と書いてある黒い紙が胸の谷間に挟まれていた。


堕落なのか?


快楽を知る事は。

罪なのだろうか?

「私……どうなるの?」


神様も知らない


秘密のキス


すぐにキスマークは消えて無くなった。


悪魔の王子様と天使の王女様が、これからどうなるのか?


それは誰にも


分からない。
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