俺が守るから。
そんな事を考えていると
俺の目の前には
見たくない光景があった。
「え……」
俺は自然に声が漏れる。
その光景とは、
渡り廊下に
美和と鈴木がいて……
最初、しゃがんでるから
何をしてるか
わかんなかったけど
よく見ると
2人は…………
抱き合っていた……。
しかも美和が、
強く
鈴木を抱き締めて……。
鈴木と
目が合った気がしたけど
すぐに
逸らされたから
よく分からなかった。
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