俺が守るから。



終いには、



「あたし、
もう死にたいよ……っ」



その言葉には俺もキレた。


「ふざけんな!
2度と言うな、そんな事。」



俺は高月の肩に手を置き
そう怒鳴った。


すると
力なく君は笑った。



「いいの。
だって司くんは
あたしの全てだったから…」



そう言って
俺から離れて教室を
出ていった。




「ま、待てよ!」



高月、おかしすぎる。


でも

それだけ
工藤が好きなんだと


俺は思い知った。










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