俺が守るから。




「み…美和」


ピンクに染まった頬っぺたが
可愛くて
あたしは
いつも抱きついちゃう。



そして
司くんに頭を撫でてもらうと
すごく落ち着くんだ。




ありがとう。



司くん…………





しばらくすると
邪魔するようにチャイムが
鳴り響いて
あたしは戻る時間。




戻る前に必ず

君に伝えたい。




「司くん、大好きだよ」




そして飛びっきりの笑顔を
君に見せるんだ。












< 35 / 153 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop