reYの出産記録
羊水だらけのかわいい赤ちゃんが目の前に。
うっそーーーー
この子がお腹の中にいたの?
私のお腹を元気に蹴ってた子がこの子?
うわぁ
ほんまに出てきた。
赤ちゃんや。
あーーーやっと痛くなくなる。
赤ちゃんに出会えた喜びよりも、痛みから解放されたことにホッとしちゃった。
それくらい痛かった。
私「皆さん、本当にありがとうございました。いろいろ迷惑かけてすいませんでした」
また助産師さん達、失笑。
助産師さん「おめでとうございます。スムーズなお産でしたね」
あんなに苦しかったのに、スムーズなんや。
じゃあ、難産の人ってもっともっと苦しいんや。
母親ってほんまにすごい。
みんなこんな痛みに耐えて出産したと思うと、母親になった人みんなを尊敬しちゃう。
胸の上に赤ちゃん乗せてもらった時は、ありえんくらいに感動した。
赤ちゃんって泣いてるものやと思ってたのに、
私の胸の上で、ホヨヨンとした顔でくつろいでる。
目開いて、指先をサワサワ~って動かして。
「髪の毛フッサフサやん」
「指めっちゃきれい」
「かわいい!!」