元気Girlは生徒会!
だんだん意識が薄れてきた。




指の感覚がない。



このまま寝てしまったら、京谷にもう会えない。




あたしは立ち上がり、部屋を走った。




足の感覚が無くて、何度も足が縺れた。



再び起き上がり、

あたしは走る。





これは永久に続くのだろうか?




そうならばいつまでもつかわからない。




あたしは椅子を持ち上げて、窓に投げた。



ガシャ――………




道は開けた。



ベランダに出て高さの確認をした。




いける。



この高さなら。





あたしは2階から飛び降りた。




失敗するかもしれない。


だけど行くしかない。



決められた道だけを通っていくなんて間違ってる。



自分で進むんだ。



希望のために………………




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