元気Girlは生徒会!
あたし達は全力で走ったけど、間に合わなかった。

『ヤバイっすね。優太さん』

「マジでヤバイね。萌々香さん」


あたし達は今ふざけてられるけど、あたし達の担任はめちゃくちゃ怖い。



『二人なら怖くない、怖くない!』


「だな。でもこっそり入るぜ」


『リョーカイ!』

あたし達は担任に気づかれないように、こっそーり入った。


クラスメートがあたし達に気づいてクスクスと笑っている。


なんかよくわかんないけど、優太とあたしって皆から付き合ってる感じに見られてる。

公認カップル?みたいな!
優太のことは“友達”として好きだけど、特別な気持ちはないなぁ…



ってかそんな事を考えながらぼーっとしてたら

担任に気づかれた!

「おめぇら!何してんだぁ!」

『ひぇー!』

「馬鹿。担任に気づかれたじゃねぇか!」


『あ!ごめん。優太。』

「何、コソコソ喋ってるんだぁ!席に着け!」

『「はーい」』


いつもこんな感じな朝。

今日は担任のご機嫌が良いのか、あまり怒られなかったけど、いつもならもっとヤバイ!


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