傷だらけのハート
「あっ!」



「お前…。」




「龍紀さんの彼女??」




「なわけねぇだろ。こんな、女!」



「こんなとは何よ!」




ムカつく!




「あれ??龍紀じゃね??」



「逃げるぞ!」



「はぁ??」



龍紀というやつに手を捕まれ走った。



その場の状況がうまく察知できない。




でも、なんか楽しかった。





夜と町を通りぬける。



さっき、走ったのとは違う。


なぜか楽しかった。
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