【短】クリスマスの夜に・・。




だからどうにか振り向かせようとしたけれど、



ただ君を傷つけてしまった。


困らせてしまった。



謝れないまま・・季節は過ぎ、君は卒業して1人暮らしを始めた。



滅多に会えなくなって



でも想いは募るばかりで。




自分でも馬鹿馬鹿しくなる。



でもどうしても謝りたくて謝りたくて・・。



『・・会いたいよ』




声は行きかう人々の雑音にもみ消されて




空からは小さな白い星が降り注いで来た。



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