【短】クリスマスの夜に・・。
『・・・理紗』
誰かに名前を呼ばれた。
{人違いだったらやだな・・}
そう思いながら振り返れば・・・。
『・・うそ』
『嘘じゃないよ、久しぶり』
あは・・・何コレ現実?
目の前にいるのは・・確かに君の姿。
『・・なんでいるの』
『んー?いやちょっとこっちに用事あって・・てーのは嘘』
差していた傘をアタシにも入れてくれる。
高鳴る鼓動。
『・・何それ』
心拍数が半端ではない。
『理紗に会いたくて』
・・・・・・幻なんでしょ?