【完】初恋
みんながランニングしているときあたしは、肩の痛みに耐えていた。
さっきのでかな…?
肩がズキズキする。
このまま…治らないの?
「…ちゃん?怜奈ちゃん?」
「ぇ、あ、はい!なんですか??」
「あ、もう休憩時間なんだけど…」
ウソ、もう一時間たったの??
「スミマセン。ドリンクすぐ持ってきますね!!」
あたしは水道へ向かった。
あたしは重たいドリンクを持ち上げた。
「いっ!!」
…やだ。
『怜奈ー!!』
「ぁ、拓真。どうしたの?」
『どうしたのじゃねぇよ。お前、来るの遅くて心配で見に来たんだよ。ほら、持ってやるから貸せよ』
「あ、ありがとう。」
拓真?心配かけてごめん。

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